数字で見る障害福祉FEATURE

障害のある方は何人いるの?

2016年~20年の統計では、全国に障害のある方は約11,602,000人でした。国民のおよそ10人に1人が何らかの障害がある方となります。仙台市の障害のある方は54,034人(2024年3月31日現在)です。実はこの約5万人という数字は、市内に通う小学生の人数とだいたい同じなのです。

障害の区分は?

「身体障害」「知的障害」「精神障害」の3区分に分かれています。

障害者基本法(昭和45年法律第84号)

全国では、身体障害4,360,000人、知的障害1,094,000人、精神障害6,148,000人となっています。一つだけでなく、複数の障害がある方もいます。仙台市は身体障害31,434人、知的障害9,575人、精神障害13,025人であり、人口比率では4.94%となっています。

特別支援教育対象の
児童と支援員

仙台市の特別支援教育の現状は、通級による指導対象児童生徒数が603人、特別支援学級に在籍する児童生徒数が1,796人、特別支援学校に在籍する児童生徒数が90人であり、特別支援教育を受けている人数は2,489人となっています。子ども一人ひとりが教育的ニーズに応じた支援を受け、安定した学校生活を送ることができるよう、令和4年度は補助員208人、支援員97人、支援講師30人、介助員8人と人員配置数の充実を図っています。

全国の予算額

障害福祉施策の充実が求められる中、国でも各省庁で様々な取組みを行っています。令和6年度当初の「障害者施策関係予算額」総計は2兆8,416億2,900万円となっており、予算額の総計は前年度より1,465億2,900万円増えています。
施設利用の状況は、利用する障害者の方は全国に約4,930,000人おり、障害別では、入所する身体障害約730,000人、知的障害約1,320,000人、入院する精神障害は約2,880,000人となっています。