数字で見る障害福祉FEATURE

障害のある方は何人いるの?

2021年~23年の統計では、全国に障害のある方は約11,528,000人でした。国民のおよそ10人に1人が何らかの障害がある方となります。仙台市の障害のある方は55,804人(2025年3月31日現在)です。実はこの約5万人という数字は、市内に通う小学生の人数とだいたい同じなのです。

障害の区分は?

「身体障害」「知的障害」「精神障害」の3区分に分かれています。

障害者基本法(昭和45年法律第84号)

全国では、身体障害約423万人、知的障害約126万8千人、精神障害約603万人となっています。一つだけでなく、複数の障害がある方もいます。仙台市は身体障害31,379人、知的障害10,036人、精神障害14,389人であり、人口比率では5.11%となっています。

特別支援教育対象の
児童と支援員

仙台市の特別支援教育の現状は、通級による指導対象児童生徒数が603人、特別支援学級に在籍する児童生徒数が1,796人、特別支援学校に在籍する児童生徒数が90人であり、特別支援教育を受けている人数は2,489人となっています。子ども一人ひとりが教育的ニーズに応じた支援を受け、安定した学校生活を送ることができるよう、令和4年度は補助員208人、支援員97人、支援講師30人、介助員8人と人員配置数の充実を図っています。

全国の予算額

障害福祉施策の充実が求められる中、国でも各省庁で様々な取組みを行っています。令和7年度当初の「障害者施策関係予算額」総計は2兆9,669億6,700万円となっており、予算額の総計は前年度より1,261億1,100万円増えています。
施設利用の状況は、利用する障害者の方は全国に約465,000人おり、障害別では、入所する身体障害約71,000人、知的障害約128,000人、入院する精神障害は約266,000人となっています。